神奈川県の学校防災教育研究集会に参加しました（課題②「神奈川県に係る防災研究データベースの活用を起爆剤とした官学民連携による地域防災活動活性化研究」参照）。課題①としては、豊富な実践事例、神奈川県の人的知的資源の強さを学びました。
　豊富な事例については、学校での防災教育に絞った事例紹介の場でしたがバラエティに富んだ内容で多くを学ばさせて頂きました。特に教員、生徒、地域、保護者の関係で生徒や地域の保護者が教員や学校を動かしていくというボトムアップの動きがでている報告など興味深かったです。
　人的知的資源については、登壇者の事例報告や人材のみならず、参加者に防災分野の著名な研究者や政府機関の人材がいるなど神奈川県における人材及び事例の層の厚さとそれらをつなぐ重要さを実感しました。
　課題①としては、神奈川の自治体の防災担当者や地域の防災リーダー等がこれらの豊富な資源を有効に使えるよう、さらには、豊富な取り組みが全国的に展開できるように支援することをしっかりと考えたいと思います。


パネルディスカッションの様子