11月12日（木）10時30分 〜12時20分、「統合化地域防災実践支援Webサービスの構築」の実証実験（第４回）を宇部市立西岐波中学校・西岐波小学校で行いました。


　今回の実証実験は、構築中のWebサービスのユーザビリティ（使いやすさ）やコンテンツの分かりやすさなどについて、ご意見を伺うことを目的としていますが、宇部では、これらに加えて、このWebサービスに登録された災害関連のデータベースを使って、（地域の社会特性や災害特性をふまえた）防災授業の準備ができそうかについても伺いました。宇部市立西岐波中学校・西岐波小学校では、今夏、山口大学の山本晴彦先生による防災授業が行われました。その授業を体験された先生方から、「こういうもの（Webサービス）があれば、授業準備にかける時間が短縮される」や「子供たちは、自分たちが日頃通っている道路が水没している写真などで災害を初めて認識するので、（平常時と災害時の）比較の視点が大切で、災害の記録写真がとてもよい」などの有益なご意見をいただくことができました。　いただいたご意見は、可能な限りWebサービスに反映させ、より使いやすいサービスにしていきたいと考えています。