2016年12月12日(月)13時~18時、平成28年度「統合化地域防災実践支援Webサービス」(通称:地域防災Web)を使っていただいてのご意見・ご感想等を長岡市の長岡震災アーカイブセンターで伺いました。
昨年に引き続き、長岡市防災危機管理課・中越防災士会・中越防災安全推進機構の方々に、自治体および地域の災害の危険性等の情報が、地域範囲を設定することで動的に表示され、お奨めの手法・事例が提示されるようになった地域防災Webを使っていただいてのご意見・ご感想をいただきました。
多くのご意見をいただきましたので、この中から長岡市防災危機管理課でいただいたご意見の一部をご紹介させていただきます。
地域防災Webには「消防庁の全自治体向けアンケート項目などの値と自自治体の位置が出せると良いのでは。特に類似自治体機能で出てきた自治体の「アンケート結果」がみえると、(自主防災会結成率とか、防災無線のデジタル化率) お〜っ!、あそこはそこまでやってるのねと分かり実施の動機付けや根拠付けに利用できる」、「先進事例見学で、どこに見に行けばいいのか分かるような情報があるとよい」、また、防災対策手法・事例コンテンツについては、「三文要約がわかりやすいことが重要であると思うし、実際結構出来ていると感じた。我々(ユーザー)にとって、意味がある、役立つと思えば論文も読むんだけど、それに対する回答が三文要約であると思う」と評価いただきました。さらに、実践事例等を実施した担当者等に問い合わせが行えるコミュニケーション機能については、「先方の事例を理解した上で連絡はしたいという事情がある。われわれも中越地震関係で外部の自治体からいきなり連絡がくると「もっと調べてから連絡を貰った方が効率がよい」と感じることも多い。そういった事前に問い合わせをする価値があるかどうかをフィルター出来る情報を提供した上でコミュニケーション機能が活用されるとよいのではないだろうか。」などの有益なご意見をいただきました。
いただいたご意見は、可能な限りWebサービスに反映させ、より使いやすいサービスにしていきたいと考えています。