2017年10月18日(水)15時~16時30分、「統合化地域防災実践支援Webサービス」(通称:地域防災Web)についてのご意見・ご感想等を北海道天塩郡豊富町で伺いました。
豊富町役場は内陸部にありますが、サロベツ原野を挟んで日本海にも面しています。町内の一部は、「利尻礼文サロベツ国立公園」に指定されています。沿岸部は津波の危険性がありますが、海岸付近に住宅はありません。
地域防災Webについては、普段の業務で時間が追われるので効率性「時間短縮をしたい」が求められるためコンテンツの要約はありがたい。3行要約から先に進めて、「文章構成と概要リスト」(何が書いてあるかの列記)があれば3行要約で気を引いたコンテンツをさらに深追いする手がかりになり有効だと思うというご意見をいただきました。
また、現在、時間50mm程度の想定しかできおらず、近年の短時間豪雨に対応した市内の浸水予測があるとうれしい。さらに市街地に拡大した版があるともっと良い。過去の浸水実績はあるのだが、短時間豪雨のシュミレーションで避難経路にどのような影響があるのかわかれば地域防災計画改定や住民向けハザードマップ改訂の材料にできる。
地域防災Webで、地域住民むけ説明で利用できる地域の特性をわかりやすく説明するコンテンツがあるとよいのではないだろうか。イラストや漫画で表現する公式資料があるが、地域の災害に関しても、同様のコンテンツを簡単生成できるような仕組みがあるとありがたい。このようなコンテンツは(豊富温泉の)移住者や観光者、既存の住民も含めて告知に使えると思うなどのご意見もいただきました。
いただいたご意見は可能な限りWebサービスに反映させ、より使いやすいサービスにしていきたいと考えています。