2017年10月19日(木)14時30分~16時、「統合化地域防災実践支援Webサービス」(通称:地域防災Web)についてのご意見・ご感想等を札幌市役所で伺いました。
札幌市役所の隣にある時計台
札幌市役所近くの大通公園テレビ塔
札幌市では、地域防災および地域防災Webに関して多くの意見をいただきました。
防災対策手法や実践事例などのコンテンツを、対策チェクリストとか、地域の特性特性値により提示するのもよいと思うが、一般の方には「この辺りに住んでいる人」(かなり狭い地域指定)というような情報(パラメータ)で推奨できると理解されやすいと思うので、地域防災Webの地域防災リーダーのユーザーページは有効だと思う。とくに、実際の災害時に発生した課題を元にした実践すべき事項を訓練できるといったコンテンツは有用だ。たとえば、避難所運営訓練でも、経験がなければ「トイレは臭いから遠くに」「感染者は遠い教室に」「避難所で1m×2mの空間にひしめき合う見知らぬ人々」といったことを想定しないでいろいろ決めてしまうので、そうならないようリアル感をもてるような体験談を提示して訓練ができるようなコンテンツがあるとよいのではないのかとのご意見もいただきました。
また、住んでいる地域における予想浸水深から、実際どのような対策がイメージされるのか、これくらいの浸水深の人にはどういう話をしたらいいのか提示されると助かること。さらに、マンションは基本的に在宅避難でないと厳しいとおもわれる。特に、マンション防災に特化しての施策は現状無いのだが、都市部ではマンション数が多く対策が必要なので、そのようなコンテンツがあっても良いと感じているなどのご意見をいただきました。
いただいたご意見は可能な限りWebサービスに反映させ、より使いやすいサービスにしていきたいと考えています。