2017年10月25日(水)13時~15時、「統合化地域防災実践支援Webサービス」(通称:地域防災Web)についてのご意見・ご感想等を地域防災リーダーの方々に、白馬村保健福祉ふれあいセンターで伺いました。
白馬村では、行政が事例集「復興へのキセキ」を出しているが、このような公的な冊子に出せない細かい実災害対応事例が別途欲しいとのこと。もし、他の自治体が被災したら、そういうモノを参考にしたいのではないだろうか。災害が起こった時に、(以前に)同様の災害が発生した自治体に問い合わせることになるので、資料として限定公開できると双方にとって楽になるのではないかというご意見をいただきました。
また、地域防災Webのような電子のシステムは楽になるところも多くあるが、災害時にゼロベースで入力するのは厳しい。予め基本的な情報が入っていないと厳しく、普段から使われていないと活用できないことが指摘された。平時の支え合いマップが災害時に有効であったように、平時の電子の仕組みの活用が災害時に有効なのは自明であろう。
最後に、白馬村の事例として登録出来そうなのは、ボランティアの展開、派遣、地区での被害把握方法や共助であることと、今後の災害に備えるための被害想定は、前回と同程度のものを想定するのではなく、最悪条件を想定し、白馬村では観光のピークシーズン時の対応を考えておく必要があることが語られた。
いただいたご意見は可能な限りWebサービスに反映させ、より使いやすいサービスにしていきたいと考えています。