地域防災対策支援研究プロジェクトについて
「地域防災対策支援研究プロジェクト」の概要
実施期間
平成25年度~平成29年度(5カ年)
研究課題
(1) 研究成果活用データベースの構築と公開等(1機関)
(2) 研究成果活用の推進(11機関)
当プロジェクトの研究成果について
全国の課題(2)実施機関により生み出された防災対策手法コンテンツなどは、課題(1)で構築した、研究成果活用データーベースシステム「地域防災Web」に格納されました。地域防災Webでは防災対策手法だけでなく、対策手法に関連する適用事例コンテンツ、自らの地域について知ることができる機能、利用者同士のコミュニケーション機能など多くの付加機能も実装されており、併せて確認いただくことができます。
防災科学技術研究所では本プロジェクト終了後も、研究成果である地域防災Webシステムをより効果的に運用すべく、防災科学技術研究所が別途取り組んで参りました地域防災交流の場である「地域防災実践ネット」などとの統合運用など、広く一般の利用者が利用できるよう取り組みを進めて参ります。
新たな取り組みを開始しました
2018年9月より新しい地域防災Webとしてリニューアルオープンいたしました。 現在はユーザーからの情報発信・共有機能を中心に利用いただけます。
本プロジェクトで収集した防災コンテンツの移植作業や、新たな防災コンテンツ掲載に向けた改修などを随時進めてまいります。
最後に
本プロジェクトにおいて、コンテンツ収集、運用実証実験、インタビュー、アンケートなどを通じ多くの皆様の支援・ご協力をいただきました。改めてご支援・ご協力いただきました自治体の防災ご担当者の皆様、地域の皆様、公的・学術機関の皆様へお礼申し上げます。
各研究課題の成果報告書
研究成果の促進
①-1 北海道中標津町を対象とした吹雪発生予測システム活用と効果的な雪氷防災対策への支援
国立研究開発法人 防災科学技術研究所 (北海道中標津町)
①-2 北海道中標津町の吹雪発生予測システムを核とした根室地方北部の冬季地域防災対策の高度化
国立研究開発法人 防災科学技術研究所 (北海道中標津町)
⑦フェーズドアレイ気象レーダーによる超高速3次元観測リアルタイムデータを活用した局地的風水害の防災・減災対策支援
大阪大学大学院工学研究科 (大阪市 福島区)
市区町村の検索
地域防災Webの研究成果について
こちらではお住まいの自治体のについての情報を確認できる機能が利用いただけます。
人口をはじめとする統計情報や災害の記録、さらには危険性のある災害について情報が見られますのでぜひお試しください。
概要・目的
地域防災対策支援研究プロジェクトでは、全国の大学等における理学・工学・社会科学分野の防災研究の成果を一元的に提供するデータベースを構築するとともに、大学等の防災研究の成果の展開を図り、地域の防災・減災対策への研究成果の活用を促進するため、2つの課題を設定して事業を実施します。
(1)研究成果活用データベースの構築及び公開等
地域の防災・減災対策の実施主体となる地方公共団体の担当者等が防災・減災対策を実施する際に必要な研究成果に関する情報を提供する。
(2)研究成果活用の促進
(1)で構築するデータベースや地元の大学の防災研究の成果等を活用し、地域の特性やニーズを踏まえた効果的な防災・減災対策の検討を行う。